アスタキサンチンの記憶力向上の効果について

アスタキサンチンについて話す女医

記憶力や思考力、判断力などは加齢に伴って徐々に低下していくと一般的に考えられていました。

 

とはいえ、近年の研究を通して、適切な栄養素を摂取することにより、記憶する能力を維持することが可能である、ということが分かってきています。

 

中でもとりわけ注目を浴びているのが「アスタキサンチン」です。では、この栄養素に関する詳細と、記憶力アップとの関係性をご説明いたします。

アスタキサンチンとは

アスタキサンチンとは、「カルテノイド」と呼ばれる天然色素の1つで、その存在は自然界に広く見られます。例えば、カニやエビの甲殻や、鮭の身などが赤いのはアスタキサンチンの働きによるものです。

 

とはいえ、動物の体からこの色素を抽出するのは非常に困難であるため、販売されているサプリメントの大半は海藻から抽出したアスタキサンチンを使用しています。

 

アスタキサンチンと記憶力アップの関係性

アスタキサンチンが注目されるようになったのは、高い抗酸化作用があるためです。人間の体には「免疫系」と呼ばれる防御システムが備わっており、その1つに「活性酸素」があります。

 

この活性酸素には高い殺菌・消毒能力があり、体内に侵入してきた細菌を殺すことができます。ただし、活性酸素が増えすぎると、正常な細胞を攻撃して体の老化を早めてしまうのです。その結果、肌のハリが失われたり、内臓疾患にかかりやすくなったりします。

 

アスタキサンチンには、この活性酸素を抑制する働きがあり、その効果はビタミンCのおよそ90倍とされています。そのため「老化防止効果のある栄養素」として広く注目を浴びる結果となったわけです。

 

アスタキサンチンが持つ活性酸素を抑制する働きは、脳の老化防止や記憶力改善にも効果がある、ということが多くの研究によって実証されてきました。

 

例えば、アスタキサンチンを配合した餌をマウスに4週間継続して与えたところ、脳内の記憶をつかさどる海馬において、新しい神経の生成が活発に行われたことが確認されました。また、50代および60代の被験者を対象として、12週間アスタキサンチンを摂取してもらった結果、集中力・判断力・注意力・記憶力などに関していずれも改善傾向が見られています。

 

こうした研究結果から、「加齢によって記憶する能力は低下する」と一概には言えないこと、むしろ適切な栄養素を摂取することによって記憶力はさらに伸ばすことが可能である、ということがはっきりと証明されてきました。加えて、脳の委縮が原因となって発症するパーキンソン病の症状改善にも効果を発揮するのではないかと期待されています。

 

アスタキサンチンは天然由来成分なので、サプリメントを定常的に摂取したとしても副作用が発生するリスクはほぼありません。ですから「最近物忘れがひどくなってきた」「判断力が低下してきている」と感じる人は意識して摂取すると良いでしょう。

 

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