産後は物忘れが増えたり記憶力が低下することも

赤ちゃんとお母さん

子供を産んだ後、ボディラインの崩れや体重が元に戻らないという肉体的な悩み相談はよくあります。雑誌などでも大々的に特集を組んで、対策法などを紹介しています。それと並んで、赤ちゃんを産んだ後に忘れっぽくなったと感じている人も多いようです。

 

ただ、実際に出産しなければわからないことですし、個人差もあるので、原因が出産であると認識している人は少ないです。ある期間が過ぎてしまえば元に戻ることがほとんどなので、特にケアをしないままやりすごしてしまうこともあります。

出産によって忘れっぽくなる原因とは

女性は妊娠から出産まで自分の体の中で胎児を育てているので、様々な体調の変化が起こります。特に女性ホルモンの変化が著しく、中でもエストロゲン、プロゲステロンが多く分泌されます。特にエストロゲンは脳にも大切で記憶力の維持に必要です。出産するとこれらのホルモンの分泌量は急激に減少し、脳の萎縮も起こるため、忘れっぽくなるといわれています。

 

さらに、赤ちゃんの育児中心の生活になるため、不規則な生活が続き睡眠不足になりがちということもかかわりがあります。記憶は睡眠によって定着されるため、睡眠が不足して寝不足状態にあると脳の働きは低下するからというのが理由です。

 

また、バランスの良い食事が十分に取れないことも原因ではないかと言われています。脳を活性化させるためには血流のアップが大切なので、貧血や冷えがあると脳に必要な酸素と栄養が届きにくくなります。

脳の萎縮はもどらないのか

赤ちゃんを産んでからホルモンのバランスが正常に戻るまでには少し時間がかかります。出産をした直後には記憶力が不安定になりがちですが、たいていは半年もすれば元に戻ります。さらに、赤ちゃんの世話に追われて、あれこれと頭を使うことが多くなるのも脳の刺激になっています。

 

たとえば授乳時にはオキシトシンという女性ホルモンが分泌されますが、これは、母親の脳の活性化に重要な働きをします。また、出産をしたあとには、赤ちゃんに最善の育児をするために、視床下部、前頭葉など脳の主幹部分が発達します。これは泣くことしかできない赤ちゃんの欲求に十分に応えるために、女性に備わっているものと言えます。

 

出産をして少しの間は思い通りに事が運ばないことに戸惑いもあって、脳の働きが悪くなっていると感じることもありますが、多くの仕事を同時進行で行う必要性もでてきます。時間をやりくりして効率よく片付ける工夫をすることが、なにより脳を活性化する刺激となります。

 

⇒記憶力低下に悩む方のためのサプリメントランキング