記憶力を高めるビタミンB群の効果とは

ビタミンB群について話す女医

私たちが健康的な生活を送る上で「ビタミン」と「ミネラル」は欠かすことができない栄養素である、と言われています。中でも、ビタミンB群を継続的に摂取することは、健康を維持していくために極めて重要です。

 

では、ビタミンB群の持つさまざまな効果と、この栄養素を摂取することが記憶力の向上にどのような影響を及ぼすのか、という点について考察しましょう。

ビタミンB群の持つ効果と記憶力との関係

ビタミンB群にはB1、B2、B6などを含む8つのタイプがあり、それぞれ異なった機能を持っています。ビタミンB1には、体内に摂取された炭水化物を運動エネルギーに変換するという働きがあります。こうして変換されたエネルギーは体の各部にある筋肉および脳において主に消費されます。

 

また、神経同士が情報を伝達する際にもエネルギーが必要となります。ですから、ビタミンB1が不足すると神経の情報伝達が円滑にできなくなります。すると、脳へ送られるエネルギーが不足してしまうため、脳内の情報処理を行う作業効率が低下することになります。結果として思考力や記憶力が低下してしまうのです。

 

一方、「リボフラビン」とも呼ばれるビタミンB2には、脂質を運動エネルギーに変換する働きと、高い抗酸化作用があります。そのため、ビタミンB2が不足すると太りやすくなり、また脳細胞を含む体内の各種細胞が老化しやすくなるのです。

 

ビタミンB6には、タンパク質を分解して体内に吸収されやすくする働きがあります。タンパク質が不足すると、筋肉量が減少し、感染症にかかりやすくなります。また、タンパク質が不足すると各神経系の働きが低下するので、脳への情報伝達機能が衰えてしまい、結果として記憶力や判断力などが低下してしまうわけです。

 

ビタミンB12には、血流を改善し、神経細胞の生成を促す働きがあります。アルツハイマーを始めとする脳・神経系疾患の患者は総じてビタミンB12が不足しており、このビタミン摂取量を増やすだけで症状が大幅に改善した、という研究結果があります。ですから、記憶力を含む脳機能を維持したいのであれば、ビタミンB12を定期的に摂取することは不可欠であると言えるでしょう。

 

ビタミンB群を効果的に摂取する方法

ビタミンB群は緑黄色野菜にたっぷりと配合されています。ですから、サラダや温野菜などを毎食の献立に含めると良いでしょう。「サラダをたくさん食べるのは苦手」という人は、無糖タイプの野菜ジュースを活用しましょう。

 

また、豚肉もビタミンBを豊富に含む食材です。コレステロールが気になる人は、揚げ物や炒め物ではなく、蒸すもしくはゆでた豚肉を食べるようにしましょう。「忙しくて料理をする時間がほとんどない」という人には、ビタミンBを配合したサプリメントの活用をおすすめします。

 

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